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人材の育成


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コミュニティ・ワーク力を備えた人材の育成

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地域志向の取り組みの中核は、地域と一緒になって行う次世代を担う若者の育成です。地域の課題を解決するために、世代・分野・職種を超えて“チームとしての活動”を牽引する「コミュニティー・ワーク力(注)」を持った人材を育成します。

本学では今年度から、地域と連携して静岡の特性と魅力を学び、地域の発展に貢献する「しずおか学」の授業科目群を全学共通科目に設けており、来年度からは「静岡の歴史と文化」「静岡の防災と医療」「富士山学」「しずおか健康長寿食文化論」などの同科目群の授業を選択必修科目とします。さらに、「みらい交流サテライト」では、多職種と連携する演習を受講し、インターンシップやボランティア活動を行い、チーム形成能力を養成します。これらの活動を通して、学生には「コミュニティ・フェロー」の称号を授与します。卒業後は、地域の住民とともに、地域活性化・健康長寿文化の実現を牽引していきます。

また、社会人や卒業生には、学び直し教育(リカレント教育)の場として「しずおか学びなおし塾」を企画し、地域の課題解決に向けた実践的な議論の場を提供します。研修修了者には「県立大特命講師」の称号を付与し、コミュニティ・ワーク力を備えた人材として、各地域で行う研修や講習の講師として派遣します。本事業は平成30 年度までの5 年間にわたっており、大学と地域が「共育」することで、次世代を担う優れた地域貢献人材を多数輩出します。そのために本学は「地域の知の拠点」となり、各地域と共に静岡県の健康と未来づくりに総力を挙げて取り組んでいきます。
注…「地域の課題を解決するために、地域とともに、世代・分野・職種を超えて『チーム活動』を牽引する能力」と定義しています。本拠点が輩出する人材の「コミュニティ・ワーク力」は「健康長寿文化を支える知識・技術・意欲」、「チームの形成能力」、コミュニティ再生を目指す「地域社会のイノベーションを担う能力」の3つの要素から構成されます。このような能力を備えた学生を数多く地域に輩出することが、地域の活性化の鍵となると考えています。

人材育成の取り組み

人材育成像

「コミュニティ・ワーク力」を備えた人材の育成
「コミュニティ・ワーク力」とは、地域の課題を解決するために、地域とともに、世代・分野・職種を超えて「チーム活動」を牽引する能力。

目指す人材育成のためのカリキュラム改革

全学生が地域について学ぶ「しずおか学」を履修し、地域を体験する実践型学習により、地域貢献意欲を高め、地域貢献力を醸成する教育プログラムを組む。
[1、2年次]
  • 全学共通選択必修科目「しずおか学」科目群の拡充
  • 「地域づくりの理論」、「地域づくりの手法」の新設

現在の取り組み

みらい交流サテライトの設置
連携自治体に地域住民との交流拠点である当サテライトを設置し、次年度以降に学部横断的な実践演習や異分野融合型の地域課題ワークショップを開催するため、地域課題の調査活動を行う。 

地域志向教育研究プロジェクトの実施
学生の地域づくり参画の機会と意欲の醸成をめざす教育研究プロジェクトを選定する。