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しずおか学群新科目「まちと文化の歴史(仮称)」を考えるワークショップ事業


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研究代表者:国際関係学研究科・助教 比留間洋一
本研究の目的は、全学共通科目「しずおか学群」科目の追加を視野に入れ、「大学コンソーシアム」(自治体)×「ムセイオン静岡」(教員、学生、学芸員)×「町の商店主」(市民によるまちづくりの結節点)の三者連携で「まちと文化の歴史(仮称)」のシラバスと実現手法を考えるワークショップ事業を行うことである。
具体的な実施内容・成果は、以下の通りである。

実施内容・成果

[1]12月下旬

ワークショップ(2回)の内容(基調講演講師の選定をふくむ)について連携研究者とメール会議を行った。また、学生チーム(国際関係学部3,4年生の4名)を立ち上げた。

[2]2月10日

1回目のワークショップ開催(於・本学教室、14:00-16:30)。参加人数は研究組織の全員及び学生チームの計13名。*各連携研究者から、各回の授業内容案をご報告頂いた後、皆でKJ法によるアイデアの創発を行なった。

[3] 3月3日

「サードプレイス」(スノドカフェ)を会場とした、2回目のワークショップ開催(14:00-16:30)。参加人数は研究組織の7名、学生チーム2名、及び特別講師(鈴木一郎太氏)1名、オブザーバー参加者(ソーシャルビジネスの研究者)1名の計11名。

特別講師から、「まちなかの社会的居場所づくりを考える」というテーマでご講演頂き、その後、学生チームが「サードプレイス」に関する洋書文献について発表した後、皆でKJ法によるアイデアの創発を行なった。

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[4]3月中旬

2回目のワークショップの成果を踏まえて、学生チームが、シラバスの最終案を作成した。学生提案型授業として、COC事業キックオフセミナー用のポスターを作成した。

[5]3月17日

COC事業キックオフセミナー第2部にてポスター発表を行なった。学生チーム(谷口)がポスターの説明を行なうと共に、第2回WSで用いた洋書文献のレジュメを編集(辻)した小冊子を配布した。
今後の課題は、4月以降に開設される「みらい交流センター」でのワークショップなどを通して、授業案をブラッシュアップするとともに、まちや文化施設のありようについての研究を深めていくことである。