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地域づくりWG&牧之原みらい交流サテライト主催 「地域の課題をまるっとつなげて、   一緒に考えてみようワークショップ」(第1回目) 開催報告


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平成28年1月17日(日)、地域づくりワーキンググループ&牧之原サテライト主催による「地域の課題をまるっとつなげて、一緒に考えてみようワークショップ」第1回目に、ファシリテーターの森雅浩氏(Be-Nature School代表)を迎え、牧之原市総合健康福祉センター「さざんか」会議室で行いました。牧之原市出身の大学生から80歳代のNPO代表まで30名の地域からの参加者に、県大教員と3名のボランティアスタッフが集いました。
第一回目のワークショップの求められる成果は「牧之原市の地域課題を改めて確認し、つなげて考えると何かできそうだと感じている」でした。
そのプログラムは、主催者趣旨説明(東)、「市民ファシリテーターの歩み」(原口さん)を皮切りに、参加者が自分を牧之原市の特産品(お茶・ミカン・レタス・うなぎ・しらす)に喩える自己紹介などのウオーミングアップから始まり、1つめのメインワーク、「相互インタビューと他己紹介」、2つめのメインワーク「地域の課題をまるっとつなげて考えてみる」を行いました。
グループサイズを自在に変化させながら、参加者はテーマの深いところに降りて行き、最後は、「課題をつなげて考えることの意義」を予感して終わりました。
 参加者の感想には、「世代は違うが、根本の思いや考えは同じだと感じました。地域を良くしたいという思いは同じ、どう解決するかは、それぞれ知恵を絞って、次回以降につなげて行けたらと、思います」(30代・男)、「「つながる」こと、「つながってアクションをおこす」ことを感じている方が多かったので、何か1つでも、小さなことでも課題解決する気がしました。次回、集まりが始まる拠点となるところが決まるといいな、と思いました。」(40代・女)、「違うワークショップの手法が勉強できた。いろんな人のお話が興味深かった。自分達の市は、自分達で良くしていきたいと感じた。次回は、自分は何かできるかを探していきたい。」(60代・女)などがあり、次回以降のワークショプに期待がふくらみました。
また、小田三成さんから、総括的な感想を寄せていただいたので、締めくくりにご紹介します。

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文責:COC牧之原みらい交流サテライト 地域連携コーディネーター 東

ウオーミングアップ(「後出しジャンケン」の前)

メインアクティビティ「相互インタビュー」(2人1組で)

「相互インタビュー」の成果を6人のグループで「他己紹介」として行う

会場の後ろでは、「グラフィック・レコーディング」が同時進行で行われた。
グラフィッカーは、市民協働ファシリテーターの絹村さんと県大生の井上さん

参加者の感想

静岡大学4年生 人文学部社会学科人間学コース  小田三成(牧之原市波津・在住)

「第1回目の実験的なワークショップに参加して」

 今回のワークショップにはとてもワクワクしました。内容がとても刺激的で挑戦的だったからです。
 一般的に分析は分化させることを意味します。例えば「市の教育の課題」という論点であれば、市の教育を小学校教育や社会教育・図書館などの各領域に分化させることで課題と解決策を抽出しようとする、これが基本です。実際には、このような分化では有効な分析にならないことが多いでしょう。これでは分析の要素として大きすぎるからです。小学校を例にとれば、不登校と経済力の関連とか教員の無意味な多忙化などいったレベルまで問題を具体化しなければ解決策を見出せるような有効な分析にはならないはずです。
 このように分析は分化を原則としていますが、この方法はその有効性と同時に問題も抱えている。例えば、問題そのものを過剰に細分化させてしまうことや横断的に思考する視点を奪いやすいはずです。私は、今回のワークショップの背景がこのようなデメリットを問題点として強く意識したものとしてあると感じました。この意味で野心的な取り組みであると思ったわけです。
 私自身、あらゆる問題は根底ではどこか繋がっているのではないかという思いが常にあります。その意味でも「まるっとつなげて考える」という趣旨のワークショップに参画できることをとても嬉しく思っています。全3回のワークショップが終わったときに「これで解決」というツールを獲得することは難しいかと思いますが、様々なバックグラウンドを持つ人々と挑戦的なワークショップに参画できた経験が有意義なものであることに疑いの余地はないだろうと思います。
 静岡県立大学COCが牧之原市にサテライトキャンパスを持ってくれたことに対する感謝と市民活動に取り組む人々への尊敬を忘れずに、残り2回のワークショップに楽しく参加したいと思います。