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地域づくりWG&牧之原みらい交流サテライト主催 キラリ牧之原の未来が見えるお話カフェ(第4回)  開催報告


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日射量の多い牧之原で考える太陽電池と農のミライ


平成28年1月20日(水)夜、地域づくりワーキンググループ&牧之原サテライト主催による『キラリ牧之原の未来が見えるお話カフェ』第4回目、静岡県立大学食品栄養科学部 谷 晃 教教による「日射量の多い牧之原で考える太陽電池と農のミライ」を牧之原市総合健康福祉センターさざんかにおいて行いました。
地域の茶業・農業関係の方、地元高校生、谷先生のゼミの女子学生と共同研究員、さらにご多忙の中、大学では工学専攻だった西原茂樹牧之原市長にもご参加いただき、計19人が、始めに各自の関心を自己紹介した上で、谷先生のお話を伺いました。谷先生が、藤枝市や伊豆の国市の圃場で実際に行っているフィールド実験の結果を踏まえ、田の稲の上に太陽光発電パネルと電池を設置したら、どのような光合成が起こり生育はどうなるのか、また、太陽光による再生可能エネルギーを電力会社に売電したらかなりの収入になり農家経済を支えることが可能だ、といったことについてお話になりました。質疑では、参加者がご存知のある農家が行う太陽光発電利用の事例も出て、白熱しました。最後は、谷先生のゼミの女子学生が、現在の農業の担い手である高齢者を失う10年後の農業の有り様と若い就農者についてコメントし、今後は、日射量の多い牧之原市でどのような応用が利くのか、ミライに向けて期待が高まりました。

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文責:COC牧之原みらい交流サテライト 地域連携コーディネーター 東

参加者の感想

静岡県立榛原高校3年生  関 美穂那

「お話カフェ:日射量の多い牧之原で考える太陽電池と農のミライ」に参加して

 私の家の周辺には、大きな田んぼや畑があります。最近ではメガソーラーパネルができました。これらを見て、私はふと農地の上にソーラーパネルを設置することで、広い土地を効率よく使うことができるのではないかと考えました。実際、このようなことは現在行われているようです。
 しかし、まだまだ多くの問題点があることを知りました。ソーラーパネルが設置されたことで、作物に届く日光量が減少し、作物が十分に生育できず、品質が低下してしまいます。日本の農作物は品質が良いと高い評価を受けているのに、これではいけないと思いました。
 一方で、農家の収入が増えるというという大きな利点もあります。収入が増加することで、農業をしようと思う若者が増えるに違いないと思いました。農業の世代交代が必要とされる今、重要な事です。
 今回、様々な年齢層、職業の方々が集まり、互いに教え合い、知識を身につけることができました。このようなCOC事業が広まることで、さらなる技術革新やより良い町づくりに繋がるのではないかと思いました。
また谷先生は、あらゆる質問に的確に答えてくださり、とてもわかりやすく、興味をもつことができました。今回学んだことをこれからの生活に生かしていきたいです。