地域づくりWG&牧之原みらい交流サテライト主催 キラリ牧之原の未来が見えるお話カフェ(第3回) 開催報告
バイ菌と細菌って違うの?科学のある日常と私たちのミライ
平成28年1月14日(木)夕方、地域づくりワーキンググループ&牧之原サテライト主催による『キラリ牧之原の未来が見えるお話カフェ』第3回目は、静岡県立大学食品栄養科学部 内藤 博敬 助教による「バイ菌と細菌って違うの?科学のある日常と私たちのミライ」を、牧之原市総合健康福祉センターさざんかにおいて行いました。 地域の一般の方や、市議、地元の高校生・大学生、計16人が参加して、バイ菌と細菌の違いや、消費期限と賞味期限の意味について、参加型ワークも織り込みながら、内藤先生のお話を楽しみました。 お話が具体的だったこともあり、たくさんの質問が寄せられました。中には、「自分は文系の大学生なので今日のお話はとても新鮮でしたが、逆に、細菌のことをより詳しく知ると怖くはないのですか?」などと言った驚きから来る質問や、「母が人工血管を体に入れているのですが、血管の入口の膿(うみ)はアルコールティッシュでぬぐって効果がありますか?」などまで、科学のある日常は頼もしいと感じるお話に発展しました。何事も「塩梅」が大事だと、内藤先生のモットーというか人生哲学も飛び出して、後半は、大学に進学する意義や、大学生活についての質疑も行われました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 文責:COC牧之原みらい交流サテライト 地域連携コーディネーター 東 |
参加者の感想
静岡県立榛原高校1年生 因埜緒夏
「キラリ お話カフェ:バイ菌と細菌って違うの?」に参加して 菌のなかにも様々な形や大きさの種類があることがわかりました。印象に残っているのは、静岡県で起きた食中毒の原因が人間の手についている菌で起こってしまったという話です。手洗いも、水洗いだけで済ませてしまうのではなく、石けんなどを使いしっかり汚れを落とすことが必要です。私も、外に出たあとや、何かを作ったり食べたりする前には、手を洗い、菌を残さないようにしたいと思いました。 そして、消費期限と賞味期限※についても知ることができました。消費期限は食べることのできる期限のことで、賞味期限はおいしく食べることのできる期間のことです。それを割り出すのに、安全係数0.7を用いることがわかりました。 最後に、「太らない」食べ物として「こんにゃくやきのこ」があることを教えていただきました。私はきのこが好きではないので、こんにゃくを食べて太らないように気をつけようと思います。 ※その食品に期待される品質特性が十分に保持される期間(可食期間)を決定し、これに0.7~0.8の安全係数を乗じ期限を設定します。 |