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地域づくりWG&牧之原みらい交流サテライト主催 キラリ牧之原の未来が見えるお話カフェ(第2回)  開催報告


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市民がつくる むらとまち ——水俣市民博物館から北欧の若者センターまでの実践から学ぶ


平成28年1月11日(月・祝)、地域づくりワーキンググループ&牧之原サテライト主催による『キラリ牧之原の未来が見えるお話カフェ』第2回目は、静岡県立大学国際関係学部 津富 宏 教授による「市民がつくる むらとまち -- 水俣市生活博物館から北欧の若者センターまでの実践から学ぶ」を牧之原市静波の多目的スペース「凛・百花春」において行いました。
地域の高校生や大学生、それから話題提供を担った、県大の学生サークルYEC(若者エンパワメント委員会)の学生や、地域団体「わかもののまち・静岡」の高校生、一般参加の大人、合計28人が集まり、簡単な自己紹介の後、津富先生の、市民活動の事例と参考図書の紹介を主とした話題に熱い関心を寄せました。質疑では、若者センターを作るポイントと子どもの参画についての質問が多く出ました。最後は、市民参加と民主主義をテーマに、「牧之原市で読書会をしてはどうか?」という話も出て、ミライにつながりました。
キーワード(一部のみ):民主主義、熟議民主主義、リーダーはいない、ファシリテーション、グローバルジャスティス運動、アラブの春、オキュパイウォールストリート、SEALDs、1%対99%、ピケット、水野和夫、低金利、アメリカ、奨学金、既存の中間集団(企業、政党)の弱体化、無党派、非正規、全体主義、資本主義と民主主義の再結合、ペストフの三角形、結社、連帯経済/社会的経済、対人信頼、社会関係資本(ソーシャルキャピタル)、イタリア、コミュニティ協同組合、報徳社、水俣市、村丸ごと生活博物館、共同出資、民主的経営、ブラジル、参加型予算、参画のはしご、ユースセンター、ユースワーク/ユースワーカー。

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文責:COC牧之原みらい交流サテライト 地域連携コーディネーター 東

参加者の感想

静岡県立榛原高校1年生 大塚裕香子

自分たちがまちづくりをするために

COC事業を通して、今の私自身の自主性について考えるのがきっかけとなった。
 北欧の若者は、町の改善して欲しい所を、みんなで団結して行政などに申し出ることがあると知って、とても驚いた。北欧のような、幅広く意見を取り入れる制度が日本にも必要だと思ったし、日本と北欧の大きな違いを実感した。
 また、静岡県立大学には、「若者エンパワメント委員会」があり、大学生と中・高生が協力して、やってみたいことを実現させているそうだ。ひとりでは実現させるのが難しくても、協力することで可能になるし、若者の自立を助けているとわかった。何かを変えるためには、多数の人と協力しなければならないから、若者一人ひとりが自主的に行動する力をもつ必要があると思う。
 私たちのような学生から年配の方までこの事業に参加していて、多くの人がまちづくりについて考えているとわかり驚いたが、まちを変えようとしている人が牧之原にいると思って少し安心した。自分たちの街のことは、住んでいる自分たちが一番よくわかるはずだし、そうでなければいけないと思うから、是非地元について学んでいきたい。