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地域づくりWG&牧之原みらい交流サテライト主催 キラリ牧之原の未来が見えるお話カフェ(第1回)  開催報告


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光るカテキン!最先端技術と牧之原の新しいミライ


平成28年1月8日(金)夕方、地域づくりワーキンググループ&牧之原サテライト主催による『キラリ牧之原の未来が見えるお話カフェ』第1回目は、静岡県立大学薬学部 菅 敏幸 教授による「光るカテキン!最先端技術と牧之原の新しいミライ」を牧之原市総合健康福祉センターさざんかにおいて行いました。地域の一般の方や、茶業関係者、高校生が22人集まり、菅先生のエネルギッシュな話題提供を楽しみました。
牧之原市の特産品、お茶に含まれるカテキンやみかんのフラボンなど、有機化合物の化学式にベンゼン環(通称:亀の子)がついた有効成分がたくさん紹介されました。研究成果が最先端であったためか、多少難しいお話でしたが、亀の子にマーカーをつけて、その挙動を動画で目の当たりにできる研究の成果は、素人が最先端の科学に触れる迫力ある機会となりました。また、菅先生の研究を可能にする測定機材が、静岡県内の企業で製作されていることも知り、改めて、静岡県立大学の研究環境のすばらしさを知るに及びました。後半は、企業人からの「カテキン」の化学構造についての鋭い質問だけでなく、高校生からは、研究上の困難を乗り越えるにはどうするのかなど、質問も多く出て、菅先生がラグビーの精神「one for all」について言及するなど、チームで研究する醍醐味も披露され、活気のある場となりました。

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文責:COC牧之原みらい交流サテライト 地域連携コーディネーター 東

参加者の感想

静岡県立榛原高校1年生 河原崎光輝 

講義を受けて
                    
 今回、静岡県立大学の菅敏幸さんのお話で印象に残ったのは、「やるべきことだけではなく、やれることは全部やる」という言葉です。僕は今まで、出された宿題や予習復習しかしていませんでした。僕もこれからは、自分が興味を持ったことを少しずつ勉強して、家での学習を充実させ、大学の進路選択にも役立てていきたいと思いました。
 また、菅さんのお話の中でもうひとつ印象的だったのは「様々なチャンスを自分のものにする」ということです。僕は高校に入ってから、以前より多くの方々のお話を聞いてきましたが、これからある講演の内容も自分に取り込んでいきたいです。
 僕はあまり薬学について興味はなかったけれど、お話を受けて薬学の面白さを知ることができました。ただ、カテキンのことや、一般の方々が質問していた内容もはよく理解できなかったので、お茶に含まれている成分について調べて、理解できるようにしたいです。
 牧之原の産物であるお茶を、もっと全国的に広めていくには、和菓子も重要なのだということを知りました。和菓子は日本を代表するものです。和菓子の良さを知ってお茶を飲んでいきたいです。